アルバム・レビュー THE WHO『Who Are You』
こんにちは!
だいてんねんです。
今回のアルバムレビューはThe Who 『Who are You』です!
僕の中のThe Whoのイメージと全く違ったこのアルバム、 紹介できればと思います。
それではお付き合いくださーい。
目次
アルバム概要
シンセを多用したりと楽器を頑張って破壊していた初期からはかな り異なった趣きのアルバムですね。
Wikiに書いてありますがドラマーのKeith Moonが最後に残したアルバムです。
印象
前述の通り70年代後半から80年代のシンセサウンドのはしりみ たいな音が聴けます。
暴れん坊なロックでギラギラといえるような曲はほとんどありませ ん。
1曲目『New Song』は今回のオススメの1曲。
2曲目『Had Enough』は一瞬Van Halenか!?と思ってしまうようなシンセから始まります。
(後追い世代の悲しみですね)
ストリングスが入っていたり壮大そうなのにシンセの音とkeit hのドタバタドラムでチープに仕上がっています。
でもそこがいい!
The Whoらしさ全開です。
3曲目『905』もシンセサウンドが印象的です。
現代の耳で聴くとチープで可愛らしいんですけど、 当時はどんな風に受け止められていたんでしょうね?
4曲目『Sister Disco』はPete印のギターが鳴り響きます!
そしてシンセ!シンセ!!シンセ!!!
シンセが攻めて来ます!
笑えます。
本当にかわいらしいバンドです。
最後のアコギをつけるあたりもThe Whoっぽい。
5曲目『Music Must Change』はヴォーカルRoger の表現力の深さが堪能できます。
楽器陣のキャラが強烈すぎるThe WhoですがRogerも十分な個性を持っています。
特に後期にかけてどんどんかっこよくなっていきますね。
アレンジも続々と展開していき聴かせます。
7曲目『Guitar and Pen』はなんとなく運動会っぽい曲。
早く走れそう!
ラストの9曲目はタイトルトラック『Who are You』
このPVがいいんですよね。
メンバーがめちゃ仲良く楽しそうにコーラス入れたり腕をグルグル 回したり、お尻振ったりしてます。
でもこのころのKiethは体がもうボロボロだったみたいですね。
めちゃくちゃ切ない、、、、
ぜひPV見てみてください。
曲はもうオモシロ・シンセ・ロックなんです。
コーラスが全体の印象を支配しています。
オススメの1曲
1曲目の『New Song』を今回は取り上げます。
オープニングナンバーのこの曲。
ご機嫌なノリノリシンセロック。
初期からのファンはこの変わりようをどう捉えたのでしょうか。
僕はやっぱり暴れん坊なThe Whoのイメージがあったので、とにかく笑えました。
テッテッテッテテーテってイントロが最高です。
そして聴いてすぐPeteだ!とわかるギターが最高です。
こんなに個性丸出しのギターは気持ちいいですね。
構成も申し分ないです。
歌のメロディが独特で好きです。
Rogerも曲に徹してる感じですね。
Kiethですらそんなに暴れてないのでアルバムの重要なナンバ ーだとみんな認識していたのでしょう。
1番暴れてるのはベースのJohnですね。
サンダーフィンガー!!!
まとめ
初期はUKすぎるんですよね。
The Whoのイメージがモッズだけの方にこのアルバムはオススメしま す。
きっとあなたはThe Whoが好きになります。
彼らは最高にかわいいロックバンドです!
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ではまた!!!