【第2章】音楽的目覚め ~音楽と向き合うきっかけ~
こんにちはー
いとう(@daitennen5)です!
今回は前回の続きの音楽的目覚め第2章です。
この時期に聴いた音楽は僕にとってめちゃくちゃ大切な宝物です。
今でも日常的に聴くアーティストばっかりなので、 僕の人生においての影響力ハンパないです! この人たちによって僕の人格は形成されたと言っても過言ではない と思ってます。
それではお付き合いください!
目次
音楽的目覚め第2章 ①衝撃のファンク・ミュージック
BUMP OF CHICKENばっかり聴いてた僕はまあ普通の中学生でした。
友達と音楽の話でも盛り上がれてたんですけど、 もっといろんな音楽を聴きたいと思うようになったんです。
ある日近所のヤマダ電機に行ったとき、CD販売のコーナーにディスクガイド本があったのでもらってきました。
そこに載ってるCDを借りていろいろ聴いてたんです。
それこそRED HOT CHILIPEPPERSとかCREAMとかのロックを借りては きたんですが、 例の歌声が気に入らない病が出ていまいちハマれなかったんです。
そんなことを何回か繰り返し、運命のCDに出会うことになります。
それが SLY & THE FAMILY STONE『ANTHOLOGY』 です。
- アーティスト: スライ&ザ・ファミリー・ストーン
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/02/18
- メディア: CD
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当時の僕は歌声気に入らない病がかなり悪化してたので、あまり期待せずにCDを再生しました。
そこで流れてきたのは、、、、、
怪しいヌメッとした曲たち。
なんじゃこれ!?
このガイド本に書いてあるオススメポイントが全く感じられない謎の音楽 。
当時ネットなんてないようなもんだったので、この曲たちが本当にSLYなのか中学生の僕にはすぐ判断できなかったです。
でも明らかにCDに書かれてるアーティスト名が違うしなあ~
とレンタルショップに聞いたみたら、やっぱり僕が聴いたのは別のCDでした。
後日ちゃんとSLYのCDを借りることができ、今度はドキドキ・ワクワクしながら聴いたんです。
流れてきたのは一曲目の『DANCE TO THE MUSIC』
どっぎゅーーーーーーん!!!!
ですわ。
もうヤバかったです。
震えました。
軽快なドラム、切れ味良すぎるギターにメガトン級のベース、陽気かつパワー溢れるヴォーカル、にぎやかなコーラス、すべて僕が求めていた音でした。
黒いグルーヴが、、、どろどろと渦巻いていたんです。
僕が今まで聴いてきた音楽は一瞬で吹き飛びました。
親に聞いても、周りの友達に聞いてもこの音楽の正体がわからない。
自分でいろいろな情報を集める内に、僕が衝撃を受けたこの音楽は『FUNK』と呼ばれるものだと知ります。
その後さらに強烈な軍団が僕を待ち構えていました、、、、
音楽的目覚め第2章 ②ブラックサイケ軍団
SLYからファンクに入り、James BrownやEarth Wind & Fire、Grahama Central Stationなんかをよく聴くようになりました。
特にGrahama Central Station(以下GCS)が大好きでチョッパーベースに頭バチンバチンとされてました。
Love Power Peace Live At The Olympia Paris 1971(ジャケットは2種類あります)
- アーティスト: James Brown
- 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
- 発売日: 1992/06/23
- メディア: CD
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Graham Central Station (Original Album Series)
- アーティスト: Graham Central Station
- 出版社/メーカー: Warner Bros UK
- 発売日: 2013/09/03
- メディア: CD
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その界隈を調べていると必ず名前が出てくるのがP-Funk軍団です。
僕も有名だから聴いておくか~程度でCDを買ったんですが、最初聴いたときは正直なところ何がいいのかさっぱりわからなかったんですね
- アーティスト: Parliament
- 出版社/メーカー: Island / Mercury
- 発売日: 1991/04/16
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↑今聞くと最高なんですけどね
本当に良さがわからなかった。
しばらくして仲良くしていたFunk好きな楽器屋の店員さんに相談したら
「『Funkadelic』がヤバいよ。そっち聴きなよ!!!」
とおすすめされました。
(この店員さんもかなりのファンキーさんでした。また記事にしたいと思います。)
P-Funkは少しややこしくて、
Parliamentはソリッドなファンク。
Funkadelicはブラックサイケファンクロック。
この2バンドメンバーはほぼ一緒なんです。
契約上の問題とからしいですが、名義を使い分けて作品を発表していたんです。
当時サイケに全く興味がなかった僕はFunkadelicをほとんど聴いてなかったんです。
この店員さんのアドバイスを素直に受け止めFunkadelicのCDを買ってみたんです。
買ってきたアルバムはFunkadelic『Standing on the Werge of the Getting On』。
恐る恐る聴いてみると
Standing on the Verge of Getting It on
- アーティスト: Funkadelic
- 出版社/メーカー: ACE
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: CD
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どっぎゅーーーーーーん!!!
最初のギターの音が鳴った瞬間、「これだ!!!」と叫びました。
めちゃ何回も叫んでた気がします。
体が震え、胸からこみあげてくるものが抑えられなかったんです。
今振り返っても僕の人生の中において1番感動し、感激し、興奮した瞬間です。
すべての音が僕の脳ミソにダイレクトにキました。
脳ミソ垂れ流し状態です。
幸せでした。音楽で幸せになってしまったんです。
この日から僕はP-Funk関連のCDを買い集め、ピンときてなかったParliamentもビンビン感じるようになり、ファンク地獄に引きずり込まれていきました。
まとめ
このように無事P-Funkにがっつりホールドされた僕は音楽の素晴らしさに気づいていきます。
前回の記事のとおり音楽に触れるきっかけを作ってくれたのはポルノグラフィティやBUMP OF CHICKENでしたが、SLYやP-Funkはもっと深いところまで、もう戻ってこれないところまで僕を引きずり込んでくれました。
めちゃくちゃ感謝しています。
彼らがその後の僕に与えた影響は凄まじいです。
いつかP-Funkのリーダー George Clintonには感謝の気持ちを伝えることができればと思っています。
次回は僕がファンク以外に頭をぶっ飛ばされた音楽を紹介したいと思います。
ではまた~